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みんなの党は一貫した政策主張を貫き、維新の無節操数合わせ策に乗せられるな。 [平成24年総選挙]

(1) 11月23日、日本維新の会の橋下代表代行がみんなの党に対して合流を呼びかけたが、みんなの党の渡辺代表は、政策の一致ができない。旧太陽の党の多くのメンバーとほとんど意見は合わない、と言って拒否した。

(2) 橋下日本維新は、石原太陽の党と合流するにあたって、それまでかたくなに守ってきた維新八策などの政策をかなぐり捨てた。旧維新の時代には、国会議員を受け入れるにあたって策の完全な一致を執拗なまでに求めたのに対して、大きな政府、中央集権など、維新とはむしろ真逆の、旧たちあがれ日本のメンバーをそのまま受け入れた。

 そのような野合集団が国会で大きな勢力を持っても、まとまった活動ができず、すぐに分裂するのは目に見えている。

(3) これに対してみんなの党は、一貫した政策を主張し続け、太陽との合流前の、維新との合流交渉についても、政策の完全な一致を条件に話を進めており、一貫して筋を通した対応をしていた。

 今回も、太陽と一緒になって、各種政策をあいまいにしてしまった日本維新とは合流できるはずがないとしてこれを拒否したのは、極めて筋のとおった対応である。

(4) みんなの党は、政策は一貫しており、高く評価できる。

 ただし、みんなの党の経済政策、財政政策は、金融緩和を徹底してインフレにして景気をよくして税収を増やして財政再建をするという、実現が困難なことをバカのひとつ覚えのように主張しているのには困ったものである。