唯一の被爆国である日本が、安保条約で米国の核の傘で守られ、核兵器禁止条約にも反対するなどというのは、言語同断である。 [国際問題]
世界は、トランプ大統領の蛮行を決して許してはならない。 [国際問題]
トランプ氏にノーベル平和賞などとんてもない。まずは世界を核戦争の恐怖に陥れたことが批判されるべきだ。 [国際問題]
世界一のならず者はトランプの方だろう。北朝鮮を完全に壊滅させるなどと国連で演説するトランプを、決して日本は支持してはならない。 [国際問題]
ある程度予想はしていたが、私はそれでも(国連が)世界最大の公式な外交舞台であるだけに、米大統領ともあろう者が、それまでのように自分の執務室で即興的に何やら放言していたのとは多少区別された、型にはまった準備された発言をすると予想していた。
しかし、米国の執権者は情勢の緩和に役立つそれなりに説得力のある発言はおろか、われわれの国の「完全破壊」という歴代のどの米大統領からも聞いたことのない、前代未聞の無知で粗暴な狂人らっぱを吹いた。おびえた犬がさらに大きな声でほえるようにだ。
トランプに勧告する。世間に向かって話をする時は該当する語彙を慎重に選んで、相手を見ながらすることだ。
われわれの政権を交代させるとか(国家)制度を転覆させるとかいう脅迫の枠を飛び越え、一つの主権国家を完全に壊滅させるなどという反人倫的な意志を国連の舞台で公然と言ってのける米大統領の精神病的な狂態は、正常な人の物事の筋道と冷静さも失わせる。
今日、私は米大統領選の当時にトランプを「政治の門外漢」「政治異端児」と嘲弄した言葉を再び思い起こす。
大統領に上り詰めて世界の全ての国を恐喝し、世の中を常に騒がしくしているトランプは、一国の武力を握る最高統帥権者としては不適格で、彼は明らかに政治家ではない。火遊びを楽しむヤクザである。
腹蔵ない意思表明で、米国の選択案について説明してくれた執権者の発言は、私を驚かしたり歩みを止めさせたりすることはない。私が選択した道が正しく、最後まで行かなければならない道であることを確認させてくれた。
トランプが世界の舞台に出て、国家の存在自体を否定し侮辱して、われわれの共和国をなくすという歴代で最も暴悪な宣戦布告をしたからには、われわれもそれにふさわしい、史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に検討する。
言葉の意味を理解できない老兵には行動で示してあげるのが最善だ。
わたしは朝鮮民主主義人民共和国を代表する者として、国家と人民の尊厳と名誉、そして自分のすべてをかけて、わが共和国の絶滅を企図する米国の執権者の妄言に対する代価を必ず払わせる。
これはトランプが楽しんでいる修辞学上の表現ではない。
私は、トランプがわれわれのどの程度の反発まで予想して、このような怪奇な言葉を使ったのかを深く考えている。
トランプが何を考えていたとしても、それ以上の結果を目の当たりにすることになるだろう。米国の老いぼれた狂人を必ず、必ず、火で制するだろう。
2017年9月21日 金正恩
河野外相が米国に核軍縮を要請したのは正しい.ことだが、核を含むあらゆる能力で日本を守るなどと、米国と合意するな。 [国際問題]
米朝の嚇し合い、米議会はトランプ氏が凶行に出る前に、大統領を弾劾する責任がある。 [国際問題]
核兵器禁止条約をボイコットする日本政府の態度は絶対に許せない。 [国際問題]
日米韓は、北朝鮮の核実験を批判できない。まずは核先制不使用宣言をせよ。 [国際問題]
(1) 9月9日に北朝鮮が大規模な核実験を行ったことについて、日米韓を始め、国連、また中国までもがこれを非難し、制裁を強化する旨、決定がなされている。
北朝鮮の核実験は、すでに5回目で、今回の規模はTNT火薬10キロトン程度とみられ、広島型の半分程度の規模を持つに至ったと考えられるとともに、すでに今年だけでも弾道ミサイル実験も20発以上に及び、日韓をはじめまた、アメリカにおいても北朝鮮の核の脅威が現実化しているものである。
(2) これに対して、9月18日の日米韓外相会談において、より厳しい制裁措置の検討に合意したとともに、会談ではケリー米国務長官が、「核及び通常防衛能力を含め、米国の日韓に対する防衛上の関与を断固として維持する」と表明する等、核兵器の使用も含めた拡大防止措置にまで言及し、徹底した対応を行う旨、合意している。
(3) しかし、北朝鮮からすれば、日米韓からの、核兵器使用を含めた武力による威嚇により、不当な弾圧を受ける状態を脱するためには、まさに自らの核武装が必要である、という理屈に、それでは反論できていないと考える。
北朝鮮と、現在も戦争状態にある韓国は、米国の核で守られているのである。米国の核が北朝鮮をいつでも攻撃する可能性のある中で、北朝鮮が自らを守るための核を持つ、核実験を行うことは不正であると、どうして言えるのか、説明はつかないと考える。
(4) すでに指摘しているとおりhttp://kentaro-0013.blog.so-net.ne.jp/2016-08-16、米国は核先制不使用宣言を行っていないし、オバマ大統領がその検討を行ったのに対して、日韓はこれにことさらに異議を唱えている旨、報道されている。その、核使用の対象は当然、北朝鮮を想定しているものと考えられるものである。
北朝鮮は、米国の核の先制使用の脅威にさらされている。また、単なる抽象的脅威ではなく、米国が核先制不使用宣言を検討したのに対して、ことさらに日韓はこれに異議を唱えている、つまり、必要があれば、北朝鮮等に、核兵器を先制使用してほしいと求めている、ということなのである。
(5) そのような状態で、日米韓は、北朝鮮の核実験を非難することはできないと考える。日本としては、少なくとも、まずは米国に、核先制不使用宣言を行うことを訴えるべきで、それと並行して初めて、北朝鮮の核実験を非難できるというべきである。
謝罪なんか不要だから、「過ちは繰り返しませぬから」という思いをオバマに、そしてヒラリーにも伝えていってほしい。 [国際問題]
(1) 4月11日、アメリカのケリー国務長官が、G7外相会談の際に広島を訪問し、原爆資料館を見学した後で原爆慰霊碑を訪れて花をささげた。
(2) その際、アメリカは、原爆慰霊碑を国務長官が訪問したからといって、核使用を謝罪するものではないと、わざわざ言明した。
しかし、もとより謝罪なんかしなくてもいい。核先制不使用宣言なども不要だ。ケリー長官は原爆資料館を見たあと、慰霊碑の前で「過ちは繰り返しませぬから」と心の中で誓ったはずだ。その思いをオバマに伝えてほしい。オバマも広島に来て原爆資料館を見学すれば、広島に来たすべての人々と同じように、「過ちは繰り返しませぬから」と、思うはずである。それを、心に誓ってほしい。そしてその思いを胸に、アメリカ大統領としての残りの任期を過ごして欲しい。
(3) そして、任期が終わるまでに、ヒラリーにも、サンダースにも、彼らの次の人々にも、アメリカ大統領に就任したらまず、広島に行って「過ちは繰り返しませぬから」確認してくるようにしてほしい。そうすれば、アメリカは核を使わない国になる。
アメリカの他にも、イギリスもフランスも、そして中国もインド、パキスタン、イスラエル、さらには北朝鮮も、トップは就任後速やかに広島に行って「過ちはくりかえしませぬから」と誓ってきてほしい。そうすれば、核兵器がこの世からなくならないまでも、核兵器の使用はなくなるはずだ。
そのまず第一歩として、唯一の核使用国、唯一の大国の大統領であるオバマ氏がそれを実行してほしい。就任早々、ノーベル平和賞までもらったオバマなのだから、それくらいのことをやってくれても、罰は当たらないはずである。http://kentaro-0013.blog.so-net.ne.jp/2009-12-12
Why? American people!! トランプ氏がどうしていつまでも共和党でトップなのだ。 [国際問題]
(1) アメリカ大統領候補、共和党のトランプ氏は今週、過激思想に傾倒していたとされるイスラム教徒の夫婦が米カリフォルニア州で起こした銃乱射事件を受け、イスラム教徒の入国を一時禁止すべきだと提案したが、アメリカでは、共和党支持者の中ではトランプ氏の主張を支持する者の方が支持しない方を上回っている。民主党支持者の多くは反対し、米国全体ではトランプ氏の主張を支持ししない者が多数を占めているが、アメリカの二大政党の1つの支持者の中では宗教の自由を無視し、特定の宗教の者をいわれなく迫害、差別する考えが多数派を占める、などというのは一体、どういうことか。
(2) アメリカというのは自由の国である。カトリックの弾圧から自由の地を求めてピューリタンが新世界に移住した。まずは信仰の自由を認めることが建国の精神そのものである。アメリカでは言論の自由とともに、信仰の自由も極めて重要なものである。
(3) 宗教というのは、他者からは理解されにくく、少数者は古来、迫害の対象となってきた。典型的な弱者となる場合が多々あって、世界の多くの先進国では、宗教の自由は最大限、保障されている。
(4) トランプ氏は、アメリカの憲法や正義、人権などというものをすべて無視し、まさに滅茶苦茶な主張を行っている。そんなトランプ氏とトランプ氏の主張が、どうしてアメリカの共和党支持者の賛同を得るのか。アメリカ国民から糾弾されないのか。全く理解できない。
Why? American people!!