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平成24年総選挙、誰がやってもデフレは仕方が無いと認識しないと、今後も1年ごとに首相が替わることになる。 [平成24年総選挙]

(1) 平成24年総選挙が、12月4日、公示された。各党それぞれ主張を展開しているが、ここ6年間、毎年、首相が替わり続けている。

 その原因として、デフレ状態、景気がなかなかよくならないという状態がずっと続いていて、国民は何とか一定の経済成長を期待し、それが実現できないので、国民の政府への不満が募り、次々と首相は、退陣せざるを得ない、という状態が続いているように思われる。

(2) しかし藻谷浩介氏が指摘しているように今の日本は、世界史上例を見ないような、空前の速度で高齢化、労働生産人口が減り続けているのだから、つまり、市場自体が縮んでいるのだから、経済が成長するはずがないのである。

 だから、誰が首相になってもデフレは克服できない。そのことを国民はよく認識すべきである。

(3) 成長はなかなかできない中で、それなりに住みよい国を作って行く。従来の方針を転換し、そのことに政治の目標を据えて、国造りを進めることを、国民全体が認識しないと、この先何度でも、毎年、毎年、首相を変えていくことになると考える。