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菅首相は政治生命を懸けて、小沢氏を民主党から放逐しなければならない。 [小沢・石川問題]

 (1) 小沢氏の政倫審への招致を決めた民主党、菅首相に対して、小沢氏は、野党が審議拒否の条件にするなら国会冒頭に、そうでないなら予算成立後に行うという条件を付けたとのことである。

(2) 要するに小沢氏はこの問題での自身の説明責任など全くないが、国会審理を進めるためなら自分が犠牲になろう、という立場を明らかにしたい、ということのようである。

(3) しかし、このブログでも再三、指摘しているように、4億円を超える現金、タンス預金がどうやって形成されたのか、自由党解党時の政治資金の流用なのか、あるいは、不正な政治献金なのか。不当な蓄財だとすれば、そのような者が与党の実力者として君臨している状態を国民は許すことはできないものであり、その実態を知る権利が、政治家たる小沢氏に対しては国民にある。

 小沢氏が、近く刑事被告人になる身として、防御権を尽くしたいから政治家としての説明責任が果たせないのなら、政治家を辞めるしかない。被疑者の権利と政治家の説明責任は全く異なるものである。

(4) しかもこの間、09年の政権奪取の解散総選挙の折り、小沢氏が何十人もの新人候補者等に500万円などという資金を配ったことが明らかになっている。

 結局、不正蓄財した資金によって政治家が作られていき巨大な政治勢力となっていく、そのようなことは一連の政治改革によって是正、解消されたはずである。

(5) まるで田中角栄が今でもそこだけに生き残っているようであるが、田中角栄は離党し、闇将軍となったのである。しかし小沢氏は表で、与党内で、このような行為を続けようということのようである。

(6) このような状態をこれ以上続けてよいわけがない。そんな民主党に、国民は政権を委ねたわけではない。菅首相ならびに民主党の小沢一派以外の勢力は、まさに政治生命を懸けて、国民に対する説明責任を果たさない小沢氏を民主党から放逐しなければならない。


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