このままでは、小沢氏と一緒に、民主党は沈み続けるだろう。 [小沢・石川問題]
(1) 10月7日、小沢氏が、検察審査会の起訴議決後初めて記者会見を行い、今後、離党も議員辞職もしない旨を表明した。
野党の追及も若干控えめで、小沢氏はこのまま離党もしないで刑事裁判を続けるつもりのようであるが、そうなると、小沢氏と一緒に、民主党は沈み続けるだろう。
(2) 小沢氏を離党させないことで、民主党への批判の声は増え続ける。そもそも菅内閣は発足の時、代表選の時と、反小沢で支持率を維持したことを忘れてしまったのであろうか。
(3) これから起訴の時が来て、第一回公判があり、その後の公判、また、何人かの証人尋問のとき、また、小沢氏自身の被告人尋問のとき、その度に、民主党の支持率は何%かずつ下がるだろう。
判決で無罪でも出ても事実認定の如何によっては小沢氏の疑惑を晴らす結果にならない場合も多々あるに違いない。
(4) これ以上ぐずぐずしていると、その時点で小沢氏を離党させても手遅れになるかもしれない。週明けにでも、小沢氏を離党させなければ民主党に明日はない。小沢氏の裁判は、あと2年は終わらないだろう。その間、菅内閣と民主党の支持率は下がり続ける。
決断まで残された時間は短い。
2010-10-07 23:41
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