中国の民主化は、日本にとっての最大の安全保障策の一つである。 [国際問題]
(1) 今年のノーベル平和賞に、中国の反体制作家、劉暁波(Liu Xiaobo)氏が決まった。中国ではいまだに、共産党を批判するだけで投獄され、劉氏の場合も懲役11年の刑で服役中である。
(2) 尖閣諸島問題でわれわれは思い知ったわけだが、中国は自らの利益を守るために輸出規制等の措置を平気でどんどん取ってくる。自由主義国なら、自国の業者が存在することから、簡単に輸出規制など行えないところ、中国なら自由自在である。
あるいは、独特の中国法に従って日本人を逮捕し、日本にプレッシャーをかける、などというのも自由自在であるが、これらはみな、中国が民主化されていないからである。
(3) 今や世界全体に極めて重大な影響力を持つようになった中国が、非民主的な体制では世界中が多大な迷惑を被る。今回の、ノルウェーの選考委員会の選考に、尖閣諸島問題における中国の理不尽な行動が影響を与えたとも言われているが、中国の民主化は世界の安全保障であると認識し、中国の民主化のために世界中が連携して影響力を与えていくべきだと考える。
2010-10-08 23:19
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