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NHKの大相撲捜査情報漏洩事件、法的には情報元の警察の方が問題だろう。 [報道・言論]

(1) NHKの記者が、大相撲の野球賭博事件での警察の捜索情報を時津風親方に漏らしたとされる事件で、NHKへの非難が殺到しているとのことである。

(2) しかし、報道機関とはいえ民間人が捜査情報を知っていること自体がおかしいというべきである。こういうことが起きないように、捜査機関は捜査情報を報道機関にも漏れないようにすべき、ということが第一であって、捜査情報を漏らした捜査機関の責任こそ、追及されるべきだと考える。

(3) そもそも、捜査機関は日頃からマスコミ情報を操作し、不当に情報を漏らし、世論を誘導する。そのことの弊害が一つの形で出たのが今回の事件である。

(4) それを報道するのが報道機関であるため、絶対に漏らされるはずのない報道機関の捜査情報が漏らされたのが大問題である、という観点でのみ今回の事件は報道されている。

 しかし、捜査機関から捜査情報が漏れた事実、また、捜査機関は日頃から情報操作のために故意に情報を報道機関に渡していることの方が、もっと大きな問題だと考える。


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