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全柔連は、「暴行」「パワハラ」で選手から告発された園田女子代表監督を解任すべきである。 [社会]

(1) ロンドン五輪代表を含む、女子柔道の15選手が、園田隆二日本代表監督による暴力行為やパワハラ行為があったとJOCに告発していた問題で、全日本柔道連盟は、園田監督を戒告処分にはしたが、解任は見送った旨を発表した。

(2) しかし、今まさに大阪・桜宮高校事件で、スポーツにおける体罰が問題になっている時期である。http://kentaro-0013.blog.so-net.ne.jp/2013-01-28http://kentaro-0013.blog.so-net.ne.jp/2013-01-20オリンピック代表を含む、15名もの選手から告発を受けたのだから、全柔連は、園田監督を解任すべきは当然だと考える。

 園田監督自身は、選手たちにとってもチームにとっても、よかれと思って行ってきたもので、暴行やパワハラに該当するなどとは夢にも思ってこなかったに違いない。また、全柔連内部においても、そのような園田監督の意向を理解し、若干の修正で済む問題だと考えたものと思われる。

 しかし、頬を平手打ちしたり、竹刀でたたいたり、また、代表をやめさせると言ったり、怪我をしているのに試合に出させたりと、暴行、パワーハラスメントそのものである。また、園田監督については、平成24年9月、最初の暴力行為の情報が寄せられたことで11月に監督が女子選手に謝罪したが、その後、12月10日に前記の告発があったとのことである。多くの代表クラスの選手達が、許されない暴行やパワハラがあったと、JOCに告発までしているのだから、尋常ではないことが行われていたと考えるべきである。 

(3) もともと、たとえスポーツの現場であっても、女子選手の顔を平手打ちするなど、暴行行為そのものであって、許されないものである。選手自身も強くなるにはそれくらい必要だという意識から、容認していることも多く、そのような場合に、たまたま問題にならないだけ、というべきである。

 それを、多くの選手が問題にした時点で、それはれっきとした暴行行為と評価されるしかない。多くの選手は容認している中で、ごく少数の変わり者が、あるいは、「愛の指導、愛の鞭」を逆恨みした一人の選手がおかしな行動を取ったというならともかく、五輪代表選手を含む、代表クラスの選手が15人も告発に及んだというのは、園田監督の行為が、許される限度を遙かに超えた暴行行為があったと考えるべきものである。

(4) 言うまでも無く、柔道の日本代表監督は、税金を使って日本女子柔道チームを鍛え、組織して率い、国民の期待を担い、日本を代表して世界の舞台に臨む。その日本代表監督が、選手から暴行やパワハラで告発を受けている、というのでは、日本スポーツ全体の信用にかかわる。

 ここは、文部科学省が乗り出してでも、園田代表監督を解任すべきだと考える。


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