平野復興相の、津波で亡くなった親友に「ばかなやつ発言」、問題にする方がおかしい。 [政治]
(1) 平野復興相が、東北関東大震災の津波で亡くなった親友について、「私の高校の同級生みたいに逃げなかったバカなやつがいる」などと発言したことについて、自民党やサンケイ新聞などが問題にしているが、問題にする方がおかしい。
(2) 親友が死んでしまったことを嘆くあまり、バカなやつだ、どうして死んでしまったんだ、などと表現することは、特に問題のあることではない。
亡くなった人に対する親友の強い思いだから、遺族としても特に違和感もないだろう。また、残された者の個々の思いだから、「津波で逃げなかった私の母もバカだったというのか」などというコメントも、きわめて特異なものだと思われる。
(3) いくらオフレコでも、大臣の人格を疑わせるような発言があったなら、徹底的に糾弾されるべきであるが、野党やマスコミが、単なる言葉狩りをしたのでは、政府に言論の自由弾圧の口実を与えてしまうだけである。
野党もマスコミも、問題のない発言を、問題にすべきではない。
2011-10-23 00:42
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コメント(2)
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ごぶさたしております。
通りすがりです。
僕も基本的には同意見です。
ただちょっと気になるのは・・・発言のシーンは見られましたか?、「バカな奴がいる」っていう話の時、結構へらへら笑いながら話してるように見えたんですが・・・
苦渋をにじませた感じで「バカなやつ…」って言うのなら、まったく問題ないと思うんですが、実際に映像を見た時、あれ?この感じはだめな方の感じでは・・・とチョット思ってしまいました。
by 通りすがり (2011-10-24 23:34)
通りすがりさん、コメント、ありがとうございました。
なるほど、へらへら笑いながら、冗談めかして言ったのなら、問題ですね。
そこは、私は、映像を見ておらず、平野大臣の真意は、官房長官の釈明のとおりだという前提で、前記のブログとなりました。
by kentaro (2011-10-31 18:09)