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大阪都構想に反対である。決して実現させてはならない。 [大阪府政・市政]

(1)大阪都構想に反対である。

 大阪維新の会、橋下市長が自ら紙芝居に出演し、大阪都構想のついて説明していた。

(2) 大阪都構想で、「大阪府と大阪市で別々に行っていた開発や都市計画を大阪府に一本化できて効率がよくなる」、それは事実であろう。

  しかし、大阪市民にすれば、それまでの権限や資金、人材を大阪府に引き渡して、大阪市を解体してしまってよいのかという疑問、また、大阪市は、大阪府では人口割合が3割に過ぎないので、周辺の堺市や吹田市等の利益になるように資金を使われても対抗できなくなる、という批判に応えられないために、この紙芝居では「大阪市は市民の税金を8500億円も吸い上げて、1区あたり3.5億円しか市民に還元しない」、「大阪市をあばら屋のようなひどい状態にした、飲んだくれの大阪市長父さんから独立しよう」、などという説明をすることになったものと思われる。

(3)しかし、紙芝居で言っている大阪都構想のメリットは、「開発等の府市一本化」以外、みな、現在の大阪市長である橋下氏が自ら、あるいは、各区長に権限を委譲してできることばかりである。

 あるいは、大阪市を解体する、などということは、よほど、確実に結果がよくなる、というものでない限り、実行してはならないことのはずであるが、実態はその真逆であろう。

(4) 普通に理解力、判断力のある市民がこの紙芝居を見れば、それらの、この紙芝居の矛盾点、橋下氏らの主張する大阪都構想の矛盾点がすぐに分かる、むしろ際立つものと思われる。

 こんなものを橋下氏の側が出すこと自体、子供だましの説明で市民の、過半数の賛成が得られると考えている、まさに市民を馬鹿にしたものだと思われる。大阪都構想など、決して実現させてはならないものだと考える。


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