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石原・橋下維新の政策が、原発ゼロなら、「核カード保持」の石原氏の信念に反するだろう。 [平成24年総選挙]

(1) 石原・橋下維新の会の原発政策は、「30年代までにフェイドアウトする」、などという、よく判らないものとなった。

 これは、原発を何としても推進したい石原氏と、脱原発を一貫して主張し、大阪市長として関西電力の株主総会まで乗り込んだ橋下氏の意見を一致させる苦肉の策のようである。

(2) しかし、石原氏は従来、核武装した国とそうでない国とで、外交力に格段の違いがあり、日本も核武装できるものならしたい、というのが持論で、最近は、核武装できなくても、核武装に向けたシミュレーションでもすればよい、などと発言している。

(3) 石原氏の「核武装」に関する持論において、日本から原発がなくなれば、核武装の可能性もなくなり、電力政策としての国力だけでなく、国の外交力としても大きなダメージとなるから、原発の維持は譲れない一線ということになろう。

(4) 橋下氏が何と言って誤魔化そうとも、維新の会の原発政策は、石原氏と橋下氏では、決定的な違いがあり、この重要政策においてだけでも、本来、一緒になってはいけない関係であることは明らかだと考える。


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