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原発設置地は、高濃度放射性廃棄物の永久保管地となることを覚悟しなければならない。 [脱原発問題]

(1) 現在の原発設置地は、このまま半永久に高濃度放射性廃棄物の保管地になることを覚悟しなければならない。

(2) 原発は、最終的には解体後、高濃度放射性廃棄物・使用済み核燃料を半永久的に保管する必要がある。しかし、福島原発事故のあと、どんなに安全だと政府から言われても、高濃度放射性廃棄物の半永久保管地となることを承諾するような地域が出るはずがない。その地域だけは各種補助金を出して保管地となることを了承させるとして、その周辺が許さないことで、そのような保管地を作ることは不可能であろう。

(3) その結果、行き場のない高濃度放射性廃棄物は、現在の原発敷地から動かすことができず、結局、そこにそのまま、半永久的に保管し続けるしかない、ということになるだろう。

 そこで、現在の原発敷地を広げるなどし、原発自体の稼働を続けつつ、原発敷地に、高濃度放射性廃棄物・使用済み核燃料を半永久的に保管し続けるしかない。

(4) それはつまり、原発の廃止など、できないということになるのである。原発が稼働して各種の経済効果を近隣に与えることもなく、原子力ゴミの保管地にだけさせられるなどということを地元が容認できるはずがないのである。

(5) 原発などというのは、そういうことまで考えて、始めるべきだったものなのである。今となっては手遅れというほかないのであるが、少なくとも、原発の無い国に、日本が原発を輸出する、などということがあってはならないと考える。


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