民主党代表選、争点は「小沢支配か、脱小沢か」 [10年民主党代表選]
(1) 9月1日、民主党代表選挙が告示され、菅首相と小沢元幹事長の一騎打ちが決まった。
(2) この選挙、構図は実に簡単である。たった3ヶ月前に政治とカネの問題で幹事長を辞したはずの小沢氏が、復権どころか、首相になってよいのか、一方、参院選で大敗した菅総理の続投でよいのか、ということである。
(3) 政策の違いといっても同じ党であり、互いの主張はこれまでに衆院選前、参院選前のマニフェストに入れられており、目立った違いがあってはおかしい。
(4) 小沢氏が代表、首相になった際には、国民から政治とカネの問題から、また、「衆院選を経ない、1年で3人目の首相」ということで大批判を浴びることは明らかである。これを切り抜けるのは解散しかない。そして、その結果、衆参で多数を占める政党は出てこないから、政界再編へ向かうことになる。
今回の代表選の本当の争点は、民主党としてそれでよいのか、ということだが、それも含めて、そういうことでも予告なしに平気で進んでいく、小沢支配でよいのか、ということに、やっぱり集約されるということである。
2010-09-01 13:49
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誰が首相なら納得しますか? 谷垣さん?
by NO NAME (2010-09-01 16:03)
NO NAMEさん、コメントありがとうございます。
私は、下記で、菅総理は辞めるべきだ、と書きましたが、小沢氏が首相になる、という状況を避けるためには菅総理の再選でやむを得ないところです。
http://kentaro-0013.blog.so-net.ne.jp/2010-07-24
強いて、「誰が首相なら納得しますか?」と聞かれれば、この代表選で選ばれた新代表が衆議院を解散し、総選挙の結果、示された民意に反しない連立内閣の長なら、ということになりますか。
by kentaro (2010-09-01 16:56)