日経新聞の信用を悪用する日経新聞の悪質商法を批判する。 [報道・言論]
(1) 最近、大阪のターミナル駅で、日経新聞のジャンパーを着た女性が何人も「日経新聞の速報です」と叫びながら日経新聞の表題を書いた紙を配っている。
日経新聞の速報というのだから、すわ、有名金融機関の倒産でもあったか、と思って紙を受け取ると、右上に「日本経済新聞社」という、いつもの模様付の表示があるだけで、何のことはない、単なる日経新聞電子版の宣伝であった。
(2) 消費者を目くらましして商売をする悪質商法を、日経新聞ともあろうものが、まさに日経新聞の信用を悪用して行うなどというのはもってのほか、というべきであろう。
そんなことをする会社の商品を買ってはいけない。入り口でおかしなことをする会社が、つまり、そんなことをしてでも客を集めようとするような会社が、その後、まともな商売をするはずがないからである。
(3) 今回、宣伝した日経新聞電子版は、自らの信用を売り飛ばしてまで販売するものでないことは明らかだろう。
こんな商売が、日経新聞の会社ぐるみのものではまさかないだろうが、関係者の猛省を促したい。
2012-03-08 23:24
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