丸一日電気が途絶えただけで爆発が起こるような原発なら、世界に一切要らない。 [東日本大震災]
(1) 今、世界で、原発が再検討されている。福島第一原発の事故以来、世界中を不安に陥れている。
(2) いくら原発がCO2を一切出さないといっても、放射能や放射性物質をまき散らすのでは環境に悪いこと甚だしい。
あるいは、地震の時は自動停止するとか、5重の安全装置がほどこされているといっても、丸一日電気が途絶えるだけで爆発が起こるとすれば、たとえばテロリストが爆弾を持って原発を占拠して電源を全部切って一日経てば、勝手に爆発する、というのでは、危険極まりない。
4月7日深夜の、大震災後最大の余震の際も、女川原発の3つある電源のうち、2つは停止したとのことである。
(3) 電気が途絶える、ということを何重に防御しても、要するに電気が来なければ、あるいは、水が無くなっただけで爆発する、というのでは、原子炉を自動停止する、ということでは全く意味がないというべきである。
(4) 原発廃止運動に、直ちに与するものではないけれども、電気が途絶えたら水を入れるとか、始めから水の量を何倍にもしておくとか、電気が丸一日途絶えるだけで爆発するような原発なら、世界に一切要らないというべきである。
2011-04-09 00:01
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0