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国会で、身の潔白を証明する政治責任を果たしてこなかった小沢氏を、民主党は起訴決定にあたり離党させるしかない。 [小沢・石川問題]

(1) 10月4日、検察審査会が、再度の起訴相当意見を出したことから、民主党、小沢元代表が、政治資金規正法違反の罪で起訴されることになった。

 小沢氏は、これまで、検察審査会による起訴強制に関して、起訴されても、離党も議員辞職も不要であると意思を表明している。

(2) 当ブログでは、検察審査会による起訴強制そのものは不当な制度であると考えているhttp://kentaro-0013.blog.so-net.ne.jp/2009-05-31

 検察官の起訴とは違い、事実上の有罪推定も弱いから、直ちに、離党も議員辞職も不要である、と小沢氏が主張するのも理解できる。

(3) しかし、それは、刑事責任についての問題であって、政治責任としては全く別である(2010年9月8日のブログ・http://kentaro-0013.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300886042-1のとおり)。

 小沢氏は、少なくとも国会の参考人招致に応じ、そこで野党議員の質問に答えて、自らの身の潔白を明らかにする必要があったところ、これまでこれらに全く応じてこなかったが、それでは、与党民主党の、菅代表に次ぐ有力者である小沢氏が、犯罪を犯したと、少なくとも市民が一致してそう決議した検察審査会による起訴強制を受けて、そのままでは国民の民主党に対する不信は、与党であり続ける限界を超えることになると考える。

 また、今後、裁判中の事件なので、裁判に影響するから喚問には応じられない、などということであるならば、だから喚問に応じなくてもよい、ということではなく、政治的に身の潔白を明らかにできないという結果には変わりはない。

(4) そこで、民主党としては、国会の場で政治的に身の潔白を明らかにできない小沢氏については、少なくとも離党させるべきだと考える。


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