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異常でなかった、というだけの代表選挙、民主党は小沢氏のこれだけの跳梁を恥じよ。 [10年民主党代表選]

(1) 9月14日の民主党代表選挙で、菅首相が国会議員票で過半数を占めたのを始め、党員サポーター票と地方議員票では圧勝し、結果としても圧勝した。

(2) 当然の結果と言えよう。相手が小沢氏なのである。3ヶ月前に鳩山氏と、政治とカネの疑惑について責任を取って公職を離れ、国民はこれを歓迎し、次の菅首相を支持したのである。

 ところが、その後3ヶ月も経たないうちに、その、最大の疑惑の張本人である小沢氏が代表に、つまり首相になる、として立候補し、その際に第二の責任者である鳩山氏が候補者一本化で仲裁する、などというのはそれだけでとんでもないことであった。

 こんな状況を民主党が組織として支持する筈がないのである。民主党の党員サポーター、地方議員は、圧倒的に小沢氏に拒否反応を示した。実に正当である。

(3) 小沢氏が日本を変えてくれる、その豪腕に期待する、というのが小沢氏支持グループの理屈のようであるが、小沢氏の政策といっても子供手当をばらまき、新幹線、高速道路を造ると地方に約束し、国債をどんどん追加発行する、というもので、自民党守旧派政権が、バカのひとつ覚えで、将来の果実を今、食べて、今を豊かにするだけの政策を、何の反省もなく民主党政権でも打ち出しているだけなのである。続ければ続けるほど、将来の日本が困るだけのことで、そんな簡単なことがどうして判らないのかと思ってしまう。

(4) 今回の民主党代表選挙、小沢氏が当選するなどという、異常事態は辛うじて避けられたが、ダーティでまともな政策も持ち合わせない小沢氏が議員票ではほぼ半数を獲得するなど、民主党にとってとんでもない事態であることに変わりはない。

 政権与党がそういうことでは困る。民主党は今後も静かに脱小沢化を進め、疑惑の人物が党内で大きな勢力を持ち続けるなどという不正常な状況を一日も早く脱してもらいたい。


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