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柳田法相の辞任、初めから当選回数にこだわらず、適任者を据えておくべきだった。 [菅政権]

(1) 柳田法相が、国会軽視発言を理由に問責決議案が可決され、また、その後、国会が混乱することを回避するため、として自ら辞任した。

 当ブログとしては、辞任するほどの失言ではないと考える旨、すでに指摘しているところであるが、そもそも柳田氏のような不適任者を法相に据えたことが間違いだった、といえば、まさにそのとおりだろう。

(2) 民主党は、自民党とは違うのだから、自民党政権時代の、当選回数順に入閣させる、などという、国家や国民の利益を害するような組閣をする必要は全くなかったのである。

 組閣や入閣の秩序、しきたりなどというものは、全くもって自民党時代のものであって、新しい民主党政権がそのようなおかしな制度を踏襲する必要性は全くなかった。

 自民党政権時代は、あと何年も、ずっと政権が続くだろうという前提で、大臣になる順番を決めていたのであるが、民主党政権では、そんなことを考えている余裕はなく、今まさに、最適の人物から充てていく、ということ以外にないことは明らかだと思われる。

(3) 新しい法相に名前が挙がっている法務副大臣の小川敏夫氏は、検事や弁護士経験が長く、また、参院議員としての経験も12年あるのだから、初めから小川氏を法相に据えておけばこのような問題は起きなかったのである。

 今さらではあるが、法務行政に何の知識も経験もないことを自認している柳田氏を法相に据える必要など、全くなかったのである。

(4) 今後、民主党は、当選回数などにこだわらず、また、誰かの横やりが入ろうと、断固として、真に適任者を大臣に据えるべきである。


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