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小沢氏、起訴されても首相でなければ離党も不要、それでも国会喚問は不可避である。 [小沢・石川問題]

(1) 小沢氏が、検察審査会による起訴強制に関して、起訴されても、離党も議員辞職も不要であると意思表示したとのことである。

(2) 確かに、検察官の起訴とは違い、事実上の有罪推定も弱いから、直ちに、離党も議員辞職も不要である、との意見も理解できる。

(3) しかし、それは、刑事責任についての問題であって、政治責任としては全く別である。

 与党民主党の、菅代表に次ぐ有力者である小沢氏が、犯罪を犯したと、少なくとも市民が一致してそう決議した検察審査会による起訴強制を受けて、そのままでは国民の民主党に対する不信は、与党であり続ける限界を超えることになると考える。

(4) そこで、小沢氏起訴のあかつきには、野党の求めに応じて、少なくとも国会の参考人招致に応じ、そこで野党議員の質問に答えて、自らの身の潔白を明らかにする必要があると考える。

(質問案http://kentaro-0013.blog.so-net.ne.jp/2010-09-01-1

 仮に、裁判中の事件なので、裁判に影響するから喚問には応じられない、などということであるならば、だから喚問に応じなくてもよい、ということではなく、政治的に身の潔白を明らかにできないという結果には変わりはないのだから、民主党としては、離党及び議員辞職を小沢氏に勧告する必要がある、と考える。


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