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普天間基地問題、新首相が「10年かけて取り組む」、と言うしかない。 [普天間基地問題]

(1) 普天間基地移転問題が、まさに暗礁に乗り上げて、今や、誰にも、どうにもしようもない状態になってしまった。

 5月末までに解決すると言い続けて、結局、移転が決まっていた普天間基地問題を振り出しに戻しただけだったことにつき、鳩山首相が責任を取って辞任すべきは当然である。

(2) しかし、今や沖縄県民は、普天間基地が沖縄以外に移転するものと期待してしまい、また、そのような状態でこれ以上の負担を沖縄に強いることは、日本中の世論が許さないであろう。いわば沖縄の内外とも寝た子を起こしてしまったもので、もはや沖縄県内に移転できる選択肢は事実上無くなった。

(3) もう、どうしようもないので、今後、世界や米軍の状況が変わるのを待つしかない。現状のまま据え置くのが政権にとっても社会にとっても一番、損失が小さい。

 混乱の責任は鳩山首相の辞任でけじめをつけて、新首相は懸案先送りと言われようと、「今後、10年かけて解決する」と宣言し、日米安保やアジアの防衛体制そのものから見直していき、現実的には国際情勢が変わるのを待つしかない。


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