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小沢幹事長起訴相当、いくら何でも民主党は小沢氏を辞めさせるだろう。 [小沢・石川問題]

(1) 4月27日、検察審査会は民主党小沢幹事長に対して、起訴相当の意見を出した。刑事記録を詳細に検討した11人の審査員全員一致の意見で、小沢氏の二人の秘書が小沢氏の関与を認める供述をしていることなどを指摘し、小沢氏が政治資金報告書の虚偽記載を知らなかったはずがない。小沢氏に無断で、小沢氏を窮地に陥れる可能性のある虚偽記載をする動機など全く考えられない、というもので、実に説得力のあるものである。

(2) これに対して小沢氏は、不正な献金が無かったことは二度の強制捜査を経て、検察庁が認めていることだ、などと反論しているが、収賄を否定する根拠とはなっても政治資金規正法の虚偽記載罪の疑いがあるとの検察審査会の議決に対する反論になっていないことは余りにも明らかである。

(3) 不起訴処分以来、国会等での何の釈明にも応じない小沢氏に対する批判は根強いものがあるが、刑事記録を詳細に検討した検察審査会が、起訴相当の決議をしたということの意味は極めて重く、どうしても居座る小沢氏を、このまま放置することは、鳩山首相や民主党全体にとっても自殺行為である。

(4) 民主党は、早々に小沢幹事長をやめさせるだろう。そうでなければ鳩山内閣の支持率も、今の消費税程度に下がってしまうに違いない。いくら何でもそれはない。断言できる。そんなことがある筈がない。


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