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小沢氏を痛烈に批判した前原大臣を見直した。 [民主党新政権]

(1) 高速道路料金修正問題で、前原国交相が小沢氏を痛烈に批判した。

 無料化を公約したのに値上げになる部分があるのはおかしいとして見直しを求める小沢氏に対して、無料化をやめてその分で地方の高速道路を造るように指示したのは小沢氏であり、値上げするなというのは二律背反であるとして、前原氏が反論した。

(2) これに対して小沢氏は、鹿児島市のパーティーで「役所を説得できない」と、新料金をめぐる国交省の政策決定のあり方も暗に批判したのに対して、前原氏は「全くの事実誤認。お話をされる時は調べてからやってほしい。今回も小沢幹事長には事前に丁寧に説明し、了解をいただいた」などと述べたとのことである。

(3) 国交省では前原大臣と馬淵副大臣が連携し、「小沢氏の指示」である「地方の高速道路の建設」を厳選し、 名古屋外環道路等、真に必要なものに限って造るようにし、小沢氏の意図する、ゼネコン救済の税金ばらまき型道路建設を拒否していた。

(4) 前原国交相は、小沢氏に対して「全くの事実誤認。お話をされる時は調べてからやってほしい。」などと、民主党内では誰もが恐れる小沢氏に対して痛烈に批判したもので、今後の地位、立場が脅かされるのも恐れずに発言しているその姿勢には感動すら覚える。今回のことで前原氏を見直した。


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