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高速道路料金問題、鳩山首相は「指導性」らしさだけでも示せないのか。 [民主党新政権]

(1) すでに前原大臣のもと、国交省が決めた高速道路料金について、4月21日、小沢幹事長が「無料化のマニュフェストを出したのに実質値上げでは国民の納得を得られない」として政府に再考を求めた件で、22日、前原大臣が原案どおりで行くと表明し、その後、鳩山首相が同様の発言をして、政府の混乱、首相の指導性のなさがまた問題になった。

(2) 民主党新政権は、「党との根回しを経て政府で決めて、それ以降は変えない」という自民党政権時代のやり方を変えて、政府が決めたことは絶対ではなく、その後、党からの意見等で訂正することもあり得る、という政策決定システムを取っている。

 それはそれでいいのだが、今回のプロセスはいかにも党の混乱、小沢氏の横暴、鳩山首相の指導性のなさを印象づけただけだった。

(3) 今回の件でも、小沢氏からの申し入れを受けて、鳩山首相から、政府で検討した結果として、「それでも原案どおりで行く」と宣言すれば、小沢氏の意見は承るけれども、最後に決めるのは政府であり、鳩山首相である、ということや、首相の指導性を示せるのに、と思うと残念でならない。

 誰か鳩山首相の「指導性」らしさだけでも、演出してはどうかと思うものである。


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